ボーイング、2022年第2四半期の業績を発表
アーリントン発, 2022年7月27日 -
- 737MAX型機の月産レートを31機に引き上げ。
- 787型機の納入再開に向けて、米国連邦航空局 (FAA)と緊密に連携。
- 売上高は167億ドル、GAAP での1株当たりの利益は32セント、1株当たりの中核損失(non-GAAP)*は37セント。
- 受注残は金額ベースで3,720億ドル。民間航空機の受注残は約4,200機超。
表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)
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第2四半期 |
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2022年 |
2021年 |
前年 同期比 |
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売上高 |
$16,681 |
$16,998 |
(2)% |
GAAP |
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営業利益(損失) |
$774 |
$1,023 |
(24)% |
営業利益率 |
4.6% |
6.0% |
(23)% |
純利益 |
$160 |
$567 |
(72)% |
1株当たり利益 |
$0.32 |
$1.00 |
(68)% |
営業キャッシュフロー |
$81 |
($483) |
NM |
Non-GAAP* |
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中核営業利益 |
$490 |
$755 |
(35)% |
中核営業利益率 |
2.9% |
4.4% |
(34)% |
1株当たり中核利益(損失) |
($0.37) |
$0.40 |
NM |
* Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。詳しくは下記プレスリリース(英語)をご覧ください。
https://boeing.mediaroom.com/2022-07-27-Boeing-Reports-Second-Quarter-Results
※ NM = Not Meaningful(非適用)
ボーイングは本日、2022年第2四半期の業績を発表いたしました。防衛関連の需要減のため、売上高は前年同期比2%減の167億ドルとなりました。
1株当たりの利益(GAAP)は32セント、1株当たり中核損失(non-GAAP)*は37セントとなり、営業キャッシュフローは1億ドルでした。
現金および有価証券への投資額は、当四半期期首の123億ドルから114億ドルに減少。融資枠として147億ドルを確保しておりますが、引き出しは行われておりません。
受注残高は、第2四半期末時点で、3,720億ドルでした。
主要ビジネス部門ハイライト
民間航空機部門
- 民間航空機部門の第2四半期の売上高は62億ドル。737MAX型機の納入増が寄与するものの、ワイドボディー機の納入減により相殺。
- 営業損失率は3.9%。製造関連の追加コストや研究開発費用の増加が主要因。
- 2020年末に運航再開が承認された737MAXの累計飛行時間は150万時間を越え、同機の月産レートは31機に増加。
- 787型機においては、同機の納入再開に向けて米国連邦航空局 (FAA) と緊密に連携。現在787型機の納入停止のため低レート生産体制を維持。納入再開後は生産レートを段階的に月産5機までに戻す予定。
- 当四半期は169機の737MAXの受注を獲得。貨物機では13機の受注を獲得し、そのうち7機はルフトハンザグループより新型貨物機777-8Fを受注。
- 当四半期は、121機の民間航空機を納入し、受注残は約4,200機超、金額ベースで2,970億ドル。
防衛・宇宙・セキュリティ部門
- 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第2四半期の売上高は62億ドル。
- 営業利益率は1.1%となり、無人空中給油機MQ-25やその他のプログラムに関連するコスト増が寄与。
- 当四半期は、ドイツ国防省がCH-47FブロックⅡチヌークヘリコプターを新たな輸送ヘリコプターとして選定。宇宙部門では、新型宇宙船「スターライナー」が無事に無人飛行試験を成功。
- 受注残高は550億ドル。そのうち33%が米国外顧客からの受注。
グローバル・サービス部門
- グローバル・サービス部門の第2四半期の売上高は前年同期比6%増の43億ドル。営業利益率も9%に上昇。民間航空機のサービス契約数の増加を反映。
- 当四半期は、米空軍よりサービス契約を獲得。米海軍よりアビオニクスの改修およびサイバーセキュリティに関する契約を獲得。
この件に関するお問合せ先
ボーイング ジャパン広報
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